ここから見える景色の、その向こうへ

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兵庫県の教員「K.」の日常を綴ったウェブサイト

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 今日は在籍している中学校の体育大会開催の日。何故こんな回りくどい表現をするかというと、現在私は大学院へ派遣されており、学校現場から離れた場所で研鑽を積んでいる身だからです。
 この週末は、台風の接近もあり天気が不安定で、明け方から小雨が降っていました。昨年理科の授業を通してお付き合いのあった、現三年生の皆さんの体育演技を中心にお伺いして拝見しようと思ってスケジュールを組んでいたのですが、学校ウェブサイトによると天候を鑑みてプログラムを大幅に変更されていたので、急いで自転車に乗って駆けつけました。

 おかげで何とか三年生の体育演技を拝見することができました。歴代の演技とは若干趣が異なる内容でしたが、三年生各々の表情がとても活き活きとしていたのが印象的で、大変微笑ましい気持ちになりましたよ。とても良いものを見せて頂いたことに、ただただ感謝しています。



でっかくなったなぁ

2019/08/25 Sun



 のびのび安心した暮らしのなかで、すくすく大きくなってます。彼女たちの振る舞いを眺めていると、自らが抱えている不安や焦りの気持ちが安らぎます。
 我が家にやってきてくれてありがとう。ただただ感謝の気持ちしかありません。




 昨日上映が開始された、新海誠監督の新作「天気の子」。早速レイトショーで観に行ってきましたよ。
 もう3年前になるのかな、「君の名は」の映像と音楽に衝撃を受けて以来、すっかり新海誠監督のファンになり、新たな作品を心待ちにしていました。結果、映像と音楽の調和、そして脚本のいずれも期待以上でしたよ。霧や雲に包まれた街や滴る雨粒の描写がすごく綺麗で…。そのほかにも、新海誠監督ファンを楽しませる仕掛けが至る所にあり、もう一度観たいと絶対に思うはずです。(私は夏休み中にもう一度観に行こうと思っています)
 RADWIMPSの楽曲も素敵だったな。私はタイアップ製品CMでも流れている「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」が爽やかで若々しくて好きです。

「天気の子」製作委員会 | 天気の子




 ここ数年は「サマーウォーズ」の金曜ロードショー上映が夏の恒例行事になりつつありますが、ついつい毎年観ちゃいます。Twitterでネットの皆さんの呟き追いかけながら視聴するのが楽しくてね。
 この作品は、仮想世界と現実世界の間で繰り広げられる、世界の存亡をかけた闘いを描いたものですが、こういう類の作品で号泣させられたのはこれが初めてだったと思います。終盤の「ほれほれ、キスしろキスしろ」のシーンには、ふふふふふ…と微笑ましい気持ちになりますよ(笑。




 細田守監督「未来のミライ」が、金曜ロードショーで放映されていました。作品そのものは映画館で昨年見ていたのですが、主に映像が強く印象に残っていて。この日はゼミの歓迎会で神戸に出ていたので、録画しておいて帰宅してから視聴しました。

 あくまで私の印象なのですが、細田守監督の作品はゆるやかな何気ない日常のやりとりを描くことに力点を置いていて、その中にちょっとした非日常の要素を加えて出来上がっているのだろうなと思っています。この「未来のミライ」は特に、細田守監督が持つその色が特に強いような気がします。Twitterを追ってみると「ストーリーがよく分からない」「ミライちゃんが未来からきた理由がくだらなさすぎる」など、厳しいご意見が目立ちますが、何気ない日常のやりとりの描写に重点を置けばそれなりに楽しめるのではないかと思います。
 6つ歳の離れた妹がいる私は、この映画を観て、何だか懐かしいような小っ恥ずかしいような、そんな気持ちになりましたよ。もうね、妹が産まれたことで、それまで自分に向いていた愛情や関心が、ほぼ全て妹に全振りされる喪失感と言ったら…ねぇ。さすがにおもちゃで妹の頭をどついたりはしませんでしたが(笑。



 あと印象に残っているのが、作品の世界観の一部にネイチャーアクアリウム(以下NA)の要素が取り入れられていたことです。主人公のクンちゃんのお母さんが幼い頃、ご実家の玄関にNA水槽が設置されていたり、クンちゃんが垣間見た世界がまんまNAそのものだったりと、アクアリストの端くれからすればたまらないですよ。ほんと映像が綺麗で…あんな風にカージナルテトラの群に囲まれながらグロッソスティグマの絨毯の上を駆け回ってみたいな〜。



外の風に興味津々

2019/06/22 Sat


 この子達にとっては、物心ついてから初めて迎える夏なのかな。
 室温の上昇に耐えられなくなった飼い主が窓を開けて、部屋に吹き込む外の風に、二匹揃って興味津々のご様子です。
 外への興味から網戸を破って飛び出すのではないかと心配でしたが、案外マナー良くちょこんと座って外を見つめていますよ。



手の届かぬ場所から。

2019/05/19 Sun

 私の今の立場は「教職大学院の院生」なのですが、職務上の籍は今まで業務に就いていた中学校にありまして。派遣にかかる事務手続き等々、校長や教頭、事務職員の方に色々お世話になっています。ここ最近は籍を置いている中学校に週一度のペースでお伺いをしては、課題に必要な資料を頂いたり、先生方と色々とやりとりをさせていただいたりしています。
 中学校への訪問は、講義の時間割や自主的な取り組みの合間を縫ってのことになりますので、大体木曜日か金曜日の午後になります。来週土曜日には、先日提出した10枚程度のレポートの内容について、プレゼンテーションを行う機会がありましてね。現在はプレゼンテーションのスライド作成に取り組んでいるところです。現状、15分発表なのにスライドが30枚程度できちゃって、これ15分で終わるわけないやん無理むりムリってなってます(笑。これから削る作業やんなきゃ…。
 先日もちょっとした資料を頂きに中学校へ伺ったのですが、昨年度授業を共にしていたクラスの皆さんから、このような色紙を頂戴しました。



 昨年度3月に行った最後の理科の授業でも「1年間お世話になりました」のお手紙は頂戴していたのですが、今学期始めに私が大学院へ行くことを知って、散り散りになったクラスのメンバーに改めてのメッセージを募って作ってくれたのだそうです。
 いや何というか、有難いことですよ。市教委から現籍校に赴任してからは、全体生徒指導や教務主任と、学年所属ではなく勿論学級担任を持つことも無かったため、こういったメッセージの色紙を頂くことなどないものだと思っていましたから。学級担任でも部活動顧問でもない、いち教科の先生にここまでやって頂けるとは。それだけで目頭にぐっとこみ上げてくるものがありますよ。また、生徒の皆さんの取り組みの裏で、メッセージカードの用意その他、サポートをして下さっていたであろう先生や保護者の方々にも感謝の念は尽きません。
 4月冒頭の記事でも書きましたが、実際、大学院の講義内容や課題と己の力量の間にあるギャップの大きさは凄まじく、どうしようもない無力感と向き合いながら、必死で食らい付いているところです。しかし心を強く持っているつもりでも、時々弱気になってしまうこともあって。そんなとき、こうした彼ら彼女らのメッセージに触れると、手の届かぬ遠い場所から背中に手を添えてもらっているような心持ちになるのです。

疲れ果てて足が止まるとき 少しだけ振り返ってよ
手の届かない場所で 背中を押してるから - Mr.Children「旅立ちの唄」

 本当に、本当に有難い。宝物にさせて頂きますよ。




 実はこの前のゴールデンウィーク大型連休の最終二日間、長崎県のハウステンボスへ旅行に行っていました。我が家に猫を迎え入れてから初めての旅行だったもので、エサやりや排泄物処理はどうしようか夫婦で色々考えたんですよね。

 その結果、こんなマシーンを導入することになったわけで。



 うちのこエレクトリックというメーカーが製造・販売している「カリカリマシーンSP」という自動給餌器です。エサをこのマシーンの中にセットしておけば、スマホやタブレットを使って遠隔操作してお好みの量でエサをあげることができ、さらには内蔵カメラでこれまた遠隔でペットの様子を確認したり記録したりできるのだそうです。
 お、これいいね!とばかりに、貯まってた楽天ポイント使って購入しましたよ。結果、安心して旅行に出掛けることができましたし、その後も朝の忙しい時間帯にスマホの操作ひとつでエサをあげることができて、その便利さを実感していますよ。

 しかしですね。最近になって少し困ったことになってましてね…。



 最近は、私が帰宅したり彼らに近寄ったりすると、二匹揃ってこのカリカリマシーンの前に整列、鎮座して、まっすぐこっちを見つめてくるのですよ。そう、「エサ出して!さあ早く!」みたいな。そういうの、やめてくれないかなあ…(苦笑。




 この週末の日曜日は、Mr.Childrenの全国ドームツアー「Against All GRAVITY」の京セラドーム大阪公演に行ってきましたよ。
 実は一昨日の金曜日に、申し込んでたことを忘れていたチケット抽選の当選のメールがいきなり来まして…。妻も私も日頃の取り組みでヘロヘロ状態になってる中でこのメール着信に白目剥いてたんですよね(苦笑。妻はもちろん「むーりむりむり無理!」と即答でしたし。じゃあ高校時代の友人誘うかと思ったら、電子チケットに規制かかってて、妻の名義からの譲渡はできないわでしてね。結局一人で参加してきましたよ。ううう、隣の空席が本当に勿体なかった…。おのれ高額転売屋さんめ、ササクレが剥けてちょっと痛い思いをする呪いでもかけてやろうかしら。



 今回当選したのは「バルコニー席」というタイプで、球場の最上部に配置されている個室付きのソファ座席でした。なんかね、肘掛けを兼ねたテーブルがついてて、やけに豪華でしたよ。座りながら会場全体を見下ろせて、コンサート自体も座りながらゆっくり楽しめました。もう私もおじさんな年齢だから、このぐらいの席が丁度よかったですよ(あ、今心が折れる音がした)。

 コンサート自体の感想ですが、いつもいつもMr.Childrenの生の楽曲には心を揺さぶられています。もう、学生時代や若手教員時代に聴いてた曲なんか、涙を流しながら聴いてる有様です。名もなきあの歌のあのフレーズには、何度励まされたことか。

誰かを思いやれば仇になり、自分の胸に突き刺さる
だけど、あるがままの心で生きようと願うから、人はまた傷ついていく 

 “Against All GRAVITY”というツアータイトルは、直訳すると「すべての重力に相対するもの」になりますが、どうやら重力というのはメタファー(隠喩)だそうで、大空を羽ばたくように自由になりたい世代にとっては重力のような、いつまでもふわふわしてられなくて地に足をつけなきゃなと思っている世代にとっては浮力のような、呪縛のような存在を示しているそうです。
 Mr.Childrenのメンバーのみなさんも50代に差し掛かり、MCでお話される内容も少しずつ年齢を感じさせるようになってきたものの、決して現状に甘んじず新たな音楽を切り拓いていこうとする強い意志を感じました。
 うん、やっぱりミスチルは格好いい。私も、あの人たちみたいな優しくて、力強い心をもつ50代になりたい。そんなことを思った日曜日でした。



信楽作家市

2019/05/02 Thu


 滋賀県甲賀市で開催される「信楽作家市」に行ってきましたよ。
 毎年ゴールデンウィークの時期に開催されるこのイベントには、陶芸家のみならず色々な分野における気鋭の作家さんが、作品を展示販売されていまして、ここ数年は毎年訪問しては色々購入させてもらっています。今回は実家の両親を誘って車で行きましたが、ゴールデンウィーク中の高速道路はあきませんね、ほんとあきません…。何なのあの混み具合、何なの本当に。8時に出発して13時頃到着って…。新名神高速道路が全線開通するまでは仕方がないのかな…。

 しかし天気については、10連休前半と打って変わって青々とした空が広がり、写真の通りとても気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。連休前半は、主に学びに関する読書や課題作成などで、ほぼ自宅に籠もりっきりでしたので、心身共にリフレッシュできましたし、また僅かながらの親孝行もできたのかなと思います。