ここから見える景色の、その向こうへ

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兵庫県の教員「K.」の日常を綴ったウェブサイト

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何気なくYouTubeを覗いてみたところ、あら、Appleが学生向けのMacの新しいプロモーション動画「Macの向こうから — まだこの世界にない物語を」を公開していますね。「天気の子」や「君の名は」など様々なアニメーション作品の中でMacが登場するシーンがつなぎ合わされています。

Appleのウェブサイトでは「キャンパスライフに最強のコンビ。Mac + iPhone」というタイトルで、学生さん向けキャンペーンが実施されています。

そうか、そうですね。あと1ヶ月と少し経ったら新年度なのですよね。
ここのところ新型コロナウィルスの感染拡大を受けて世間が慌ただしいので、すっかり頭から抜けていましたよ。

ここ数日の動きについて思うことはそれなりにありますが、また後日ゆっくり述べたいと思います。





後ろ姿

2020/02/27 Thu


 我が家の猫「雪」は、前足よりも後ろ足が若干長いのか、その立ち姿がね、お尻をぷりっとさせていて可愛らしいのです。
 捜し物をしているときの後ろ姿のフォルムがまた可愛らしい。完全に親馬鹿ですな(笑。

 そもそもの始まりは、雪がもつこのミケ柄に妻が一目惚れをしたことでした。
 確か、保護猫カフェでウィルス検査がまだだからと、ケージに隔離されて眠っていたのです。ふだんは尻込みしがちな妻が、積極的に「あの子の引き取り手はもう決まっているのですか?」とオーナーさんに質問していたぐらいだから、よほど気に入っていたのだろうな。

 あれから間もなく1年と半年が経ちますが、この後ろ姿を見る度に出会った当時を思い出します。




 先日Twitterのタイムラインに流れ込んできた日経クロステックの記事で知ったのですが、カリウムイオンを使用した二次電池についての研究論文が急増しているようです。
 現在はリチウムイオンを用いたバッテリー(LIB)が、長寿命かつ高容量なバッテリーとして我々の身のまわりで使われています。先日吉野彰博士がリチウムイオンバッテリーの開発に貢献したとして、ノーベル化学賞を受賞されましたよね。しかしながら、原料に使われるリチウムは採掘される場所が偏っており、需要の増大に伴い価格が高騰しています。正極材に使用されているコバルトも希少元素とされており、バッテリー価格高騰の一因となっています。こうした中で、リチウムイオン以外の元素を材料とするバッテリーの研究開発に注目が集まっています。

 日経クロステック記事のソースと思われる記事が、東京理科大学のプレスに掲載されていますが、豊富に存在するカリウムイオンを材料とすることで、従来よりも安価にバッテリーを製造できるだけでなく、リチウムイオンを使用したときよりも安全性が高く高性能で、なおかつ高速充電が可能になるとのことです。



 私自身、次に購入するなら電気自動車(EV)だと考えており、家を建てるときにガレージまで200V線を敷設してもらってます。しかしその価格の高さになかなか手が出ずにいたのです。調べてみると、電気自動車の価格のうち、バッテリーの価格が大半を占めていることが分かり、それからというもの次世代二次電池の開発についてちまちまとウォッチを続けています。(個人的にはマグネシウム蓄電池に注目していたのですが)

 実際に製品開発に至るまでにはまだまだ時間がかかると思われますが、実現すれば家庭用蓄電池や電気自動車が安価で購入できるようになり、スマホが普及したときのように、我々の生活は一変するのだろうと思います。それこそ、常温超伝導も同時に実用化されたなら…なんて考えると心が踊ります。うーん、たまらない、わくわくするなあ。

 余談ですが、数ヶ月前に「自民党がガソリン税を廃止してその代替として走行キロ単位で課税する走行税の導入を検討している」というニュースを目にしました。これやられたら、HEVやEVを購入する意味がなくなっちゃいます。こういうのほんとやめてほしい・・。





 私はこの作品が週刊モーニングで連載されていた当初に、少しだけ触れていたことがあって。なんだか暗いムードの作品だなという印象を持っていたため、ドラマの方もあまり期待していなかったのですよね。「どうしてこの作品が日曜劇場に…」と不思議に思っていたぐらいです。ところがそのような思いも何のその、一話また一話と進んでいく度に肝を冷やしては「これこの後どうなるの…!?」と来週を心待ちにしています。これ「グランメゾン東京」の時も同じパターンだったような気がするな(苦笑。
 ここ最近は、毎週毎週テレビの前に釘付けにされた後、ハッシュタグ「 #テセウスの舟 」でTwitterの呟きを見て楽しませてもらっています。

 主題歌「あなたがいることで」も、心にそっと囁きかけてくるような歌声で、歌詞も素敵。どこかで聴いたことあるなと思って調べてみたら、Uruさんはかつて「コウノドリ」の主題歌を手がけていた方だったのですね。






 最近何気なくデザインをキーワードにしてウェブサーフィン(死語?)することが多いのですが、最近はクオリティの高い素材を無料で配布するサイトがいくつもあって驚いています。
 今回画像に上げているのは、「ICOOON MONO」というモノクロアイコンのダウンロードサイトなのですが、JPG・PNG形式に咥えてSVG形式(ベクター形式)も配布されています。授業プリントやプレゼンを作る際にこれらのアイコンを上手く活用できれば、表現の幅がぐっと広がりそうです。




 銀の匙の最終巻が発売されていますね。私は外出中にコンビニエンスストアで見かけて購入しましたよ。

 連載が始まってからもう9年になるのかな。「銀の匙」は、進学校での学力競争に疲れ果てた主人公の八軒有吾が、逃げるように進学した農業高校で、それまで触れることのなかった体験や人との交流を経て成長する主人公の姿を描いた物語。北海道の農業高校での生活を、荒川弘さんが持ち前のタッチで描いたこの作品を、我が家では単行本を通して楽しませていただいてました。

 荒川弘さんはこの作品を描き始めた当初、「主人公が高校を卒業したところまででこの作品は終わり」と決めていらして。その宣言通り高校卒業とその後を少し描いたところで連載終了となりました。裏話では、担当編集さんは大学を舞台としたお話を提案されていたようですが、「いえ、きっちり高校卒業で終わらせます」と即答されて萎れてらしたそうですね。・・・気持ちは分かります、うん。
 たまたまなのですが、出張で山口県内を回っていたときに、表紙にばーんと描かれたイラストと共に「最終回!」と描かれた少年サンデーをパーキングエリアで見かけて思わず購入したのですよ。なので最終話の内容だけ知っていたという(笑。

 前にも書きましたが、この作品の中で校長先生が主人公に投げかけた言葉が強く印象に残っていまして。

「逃げ道の無い経済動物と君たちは違うんですから、
 生きるための逃げは有りです。有りありです。」
「自分の気持ちをうまく言葉にできるから、そうして吐き出せるのだと思います。
 苦しくてもうまく本音を吐き出せない子もいるから、
 そういう子に気づいたら力になってあげてください。」
「逃げたことを卑下しないでそれをプラスに変えてこそ、
 逃げた甲斐があるというものです。」

 多様性が認められつつある今の社会の中で、人生こうでなければならない、なんてことは決してないのですが。何というか私はいつのまにか固定観念に囚われて、自分自身を束縛するようなところがありまして。その固定観念と自分を比較しては苦悩する時が、かつてあったのですよね。そんなときに出会ったこの校長先生の言葉には、えらく励まされたものです。

 荒川さんは今、「アルスラーン戦記」と「百姓貴族」と2つの作品を並行して連載されてらっしゃいますが、「銀の匙」に続く作品を作る予定はあるのでしょうか。あるのだとしたら今度はどのようなテーマなのでしょうね、とても楽しみです。




定例のマカロンづくり

2020/02/21 Fri


 マカロンを作り始めてまもなく5年。ようやく生地が裂けることなく焼けるようになりましたよ。

 何のことはない、生地を焼く前の乾燥時間が短かっただけのことです。綺麗に焼ける場合と裂けてしまう場合をしっかり検証していればすぐ分かることなのですが、こういうところが大雑把なもので…。
 中に挟むチョコレートのテンパリングも、今回は比較的上手にできたかな。

 ・・・こんなこと書いてると「一体どこに向かっているの」とご指摘を受けそうですね(笑。

 ひとまず備忘録代わりに今回のレシピと工程をメモしておきます。基本的にははクックパッドのスイーツレシピ本(ID:129531)を参考にして調整しています。アーモンドブードルと粉糖は少量で購入すると高くつくので、我が家ではAmazon.co.jpからキログラム単位で購入しています。

マカロンショコラのレシピ(20個分)

[材料](生地)
卵白80g(Lサイズ卵2つ分) グラニュー糖90g
アーモンドプードル95g 粉糖75g ココアパウダー15g
[材料](クリーム)
ミルクチョコレート112g 生クリーム67g

[工程]
1 ボウルに卵白を入れ、グラニュー糖を加えてハンドミキサーでよく混ぜて、しっかりとしたメレンゲを作る。泡立て器で混ぜるのはお勧めしません、もれなく心が折れます。最近私はボウルとハンドミキサーに適当な本を噛ませて傾けたままスイッチを入れて10分程度放置しています。
2 角が立つようになったメレンゲに、アーモンドプードル・粉糖・ココアパウダー(色・香り付け)を入れて、しっとりツヤが出るまでゴムべらで混ぜる。アーモンドプードル・粉糖・ココアパウダーは、ざるを通して細かな粉末状にして入れるとなお良し。
3 生地を絞り出し袋に入れて、クッキングシート上に直径2〜3cmの大きさに絞り出す。絞り出してから70分程度待って、表面をしっかり乾燥させる(ここ重要、乾燥時間が少なければ焼成時に十中八九割れます)。その後、余熱170度に温めておいたオーブンで7分30秒焼く。(焼きすぎるとカリッカリになるので注意)
4 クリームを作る。ボウルに入れた砕いたチョコレートに、温めた生クリームを1/3量ずつ入れて、チョコレートを溶かしていく。スプーンで混ぜながら、ツヤと弾力が出てきたら冷蔵庫で冷やす。
5 焼き上がった生地にクリームをサンドして出来上がり。



 何気にChromeのブックマークを整理している中で、ひさしぶりに訪れた「未来派図画工作のすすめ」のサイト。

 こちらで配布されているmacOS用のスクリーンセーバーの美しさといったら絶品で、私がWindowsからMacに切り替えた動機のひとつだったと言っても言い過ぎではありません。
 学校ではMacBook Airに入れた「少年少女オデッセイ」を、授業前の休み時間からプロジェクターで投影しておいて、チャイムと同時にKeynoteに切り替えていましたが、生徒達の受けがとても良かったですよ。
 しかし開発に使われていたQuarts ComposerがmacOS mojaveから非推奨となり、スクリーンセーバー自体が動かなくなってしまってね、とても残念に思っていたのですよ。

 しかし今回「未来派図画工作のすすめ」のサイトを覗いてみたら。あらまあ、やだ奥さん。
 大幅にリニューアルされているだけでなく、スクリーンセーバーもバージョンアップされているじゃない!

 現在は「二十世紀ボヤージ」と「フルカラーボッサ」の二つがダウンロードできるようです。
 私は「少年少女オデッセイ」が大のお気に入りでしたので、再リリースの願いを込めて、ほんのり寄付させてもらいましたよ。

 Macをお持ちの方には是非ともお勧めしたいスクリーンセーバーです。よかったらどうぞ。






 先日LIFE@の外観を大幅に変更した際に、使用しているCMS「a-blog cms」のバージョンを上げました。
 バージョンが上がったことで、私にとっては便利な機能がいくつか追加されて良かったのですが…。

 記事のコメント一覧にあったページ送り部分が、表示されなくなり、そのほかにもコメントの並び順も降順固定(新しいコメントが上に来る)だったのが、昇順固定(新しいコメントが下に来る)になってしまいました。
 色々調べてみたところ、過去にa-blog cmsのコメント機能に不具合があったようで、このサイトのようにコメントをスレッド表示にしている際に不具合が発生するケースがあったらしく、その対応として(苦肉の策?)、ページ送りが表示されないようになったようです。現在ではスレッド表示をオフにすることが推奨されているそうで…。
 とはいえ、コメントへの返信ができるスレッド表示は気に入っているので、使える部分は積極的に使っていきたいと思っています。

 で、結局どうなるかということですが、ずーーーーっと昔からあった「掲示板」を維持できなくなりましたので、泣く泣く消すことにしました。…まあ、令和の時代になって、自前のウェブサイトで掲示板を運用しているというのも、何とも時代に合わない気もしていましたが。このサイトを立ち上げた頃(インターネット黎明期、@21〜22の頃かな)は、ブログやSNSなんてものはなくて、自分でこしらえたウェブサイトに掲示板つけて、ワイワイ交流する人が沢山いたのですけどね〜。

 現在どれだけの方がこのサイトをご覧になっているかは分かりませんが、今後ともLIFE@をよろしくお願いします。



太陽の光が心地良い。

2020/02/19 Wed


 良い天気の日は、窓際のキャットタワーで眠っている雪。窓から差し込む太陽からの光を浴びて、とても気持ち良さそうにしています。