この週末の日曜日は、Mr.Childrenの全国ドームツアー「Against All GRAVITY」の京セラドーム大阪公演に行ってきましたよ。
実は一昨日の金曜日に、申し込んでたことを忘れていたチケット抽選の当選のメールがいきなり来まして…。妻も私も日頃の取り組みでヘロヘロ状態になってる中でこのメール着信に白目剥いてたんですよね(苦笑。妻はもちろん「むーりむりむり無理!」と即答でしたし。じゃあ高校時代の友人誘うかと思ったら、電子チケットに規制かかってて、妻の名義からの譲渡はできないわでしてね。結局一人で参加してきましたよ。ううう、隣の空席が本当に勿体なかった…。おのれ高額転売屋さんめ、ササクレが剥けてちょっと痛い思いをする呪いでもかけてやろうかしら。
今回当選したのは「バルコニー席」というタイプで、球場の最上部に配置されている個室付きのソファ座席でした。なんかね、肘掛けを兼ねたテーブルがついてて、やけに豪華でしたよ。座りながら会場全体を見下ろせて、コンサート自体も座りながらゆっくり楽しめました。もう私もおじさんな年齢だから、このぐらいの席が丁度よかったですよ(あ、今心が折れる音がした)。
コンサート自体の感想ですが、いつもいつもMr.Childrenの生の楽曲には心を揺さぶられています。もう、学生時代や若手教員時代に聴いてた曲なんか、涙を流しながら聴いてる有様です。名もなきあの歌のあのフレーズには、何度励まされたことか。
誰かを思いやれば仇になり、自分の胸に突き刺さる
だけど、あるがままの心で生きようと願うから、人はまた傷ついていく
“Against All GRAVITY”というツアータイトルは、直訳すると「すべての重力に相対するもの」になりますが、どうやら重力というのはメタファー(隠喩)だそうで、大空を羽ばたくように自由になりたい世代にとっては重力のような、いつまでもふわふわしてられなくて地に足をつけなきゃなと思っている世代にとっては浮力のような、呪縛のような存在を示しているそうです。
Mr.Childrenのメンバーのみなさんも50代に差し掛かり、MCでお話される内容も少しずつ年齢を感じさせるようになってきたものの、決して現状に甘んじず新たな音楽を切り拓いていこうとする強い意志を感じました。
うん、やっぱりミスチルは格好いい。私も、あの人たちみたいな優しくて、力強い心をもつ50代になりたい。そんなことを思った日曜日でした。
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