我が家では水草を培養するための専用プランターを自作して、ベランダで運用しています。
もともと水草って水辺に生息する植物で、水面が上下する中で水中に沈んだり水面から顔を出したりを繰り返しているのですよね。それでいて、酸素やミネラルを十分に含んだ流水にさらされている中ですくすく成長しているわけです。
そういうことなら、そういう環境を再現すれば、水草を効果的に培養できるんじゃないか?
そういった考えから、木製プランター内で水を循環させる仕組みをつくってみました。
設計そのものはそんなに難しいものではなくて、上部にあるプランター内にポンプで水を汲み上げて、プランター底の穴から排水するというものです。言ってみれば、流しそうめん的なアレですね。
もちろん、木製プランターには複数の水抜き用の穴や継ぎ目の隙間がありますので、水漏れ対策は必要です。
水抜き用の穴は必要な箇所以外はゴム栓で塞ぎます。継ぎ目の隙間については、プランターそのものを一度分解し、接合面にシリコンを流し込んだ上でもういちど組み立てています。
こうして出来上がったのがこちら。
これからの季節に気になるボウフラ対策として、上部プランターと下部のバケツのそれぞれでメダカを数匹泳がせています。いつのまにか産卵・繁殖してたりなんかして楽しいですよ。
で、その効果ですが、実際水草の育ち具合は良いです。私の体感ですけれども、器にソイルを敷いて定期的に水をあげる栽培方法と比べて成長のスピードが速いですね。写真から伝わっているかと思いますが、ヘアーグラスやセイロン・ロターラ、グロッソスティグマがこれでもかというぐらい育ってます。…君たちの出番はしばらく無い予定なんだけどね(笑。
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