LIFE@43 > Blog > アクアリウム > 酸化鉄とラン藻の繁殖について(1)

アクアリウム


 リン酸吸着に関する実験の過程でできた、酸化鉄まみれの水。
 先の実験では、鉄釘を投入することでリン酸吸着効果を期待できても、副産物として赤錆(酸化鉄)が発生することが分かりました。この赤錆が水槽中にばらまかれて底床に沈殿として残るとなると、あまりお勧めできる方法とは言えません。
 ところで、ネットに飛び交う情報の中には「鉄イオンが多い状態だと、シアノバクテリアの大繁殖につながる」「シアノバクテリアだけは酸化鉄(III)を利用できる」などといったものもあります。ただ、これらの情報は検証による裏付けがあるようには見受けられないんですよね。

 というわけで、せっかく酸化鉄まみれの水が手元にあるので、藍藻繁殖との関連性について実験してみようと思います。
 正味な話、そもそも鉄釘を入れるなんてことをしなければいいだけの話で、この実験に意味があるのかどうか疑問はあるのです。しかし、ECAやメネデール等のような二価鉄を主体とした液肥を過剰に添加してしまった場合、二価鉄が時間をかけて酸化鉄に変化することもあると思います。何よりも、興味があるのでやってみたい(笑。



 ということで、写真左が酸化鉄の沈殿が生じた水、右が玄関水槽から汲みだした水です。



 この中にシアノバクテリア属である藍藻を少量入れます。水上栽培のために、使っていない部屋の窓際に置いているプラケースの中には、水上葉を展開した水草と共に、藍藻が繁殖してしまってるのです。
 プラケースの蓋を開けると藍藻特有の臭いが・・・・うぇぇぇぇぇ。・・鼻が!!・・鼻が〜・・!!(ムスカ調)



 この繁殖した藍藻をピンセットで少量だけ取り、各ビーカーに投入しました。
 この2つのビーカーを窓際に置き、今後の変化を観察したいと思います。「藍藻が酸化鉄を利用する」という話が本当ならば、左のビーカーの藍藻は右のそれに比べて早く成長するはずです。


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