さて、研修2日目の今日は、「遺伝子変異の分布パターンをもとにして、アフリカを起源としたホモ・サピエンスの世界拡散」についてのお話を2人の先生に語っていただきました。
もともと物理学畑の私、ミトコンドリアDNAやら、PCR法やら、D−LOOPやら、沢山の専門用語にボコボコにされ、終わる頃にはノックアウト状態でしたが、いやそれでも興味関心を引かれるお話でした。発見された人骨にわずかに残ったコラーゲンからDNA解析を行うことによって、様々な疑問に挑戦する。
「我々の祖先であるホモ・サピエンスは、どういう道を辿って世界に広がったのか?」
「そもそも、多様な人種に分かれる前の、ミトコンドリア・イブ、とは何者なのか?」
うーん、面白いお話でした。
ちなみに、我々日本人はDNA分類の視点から言えば、縄文人系・弥生人系をはじめとした、9つの種類に分かれるそうな。
ヨーロッパの大学が、唾液を送れば有料で解析をしてくれるそうです。どうでしょう、やってみては?
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