大学院での学びが始まって、初めて迎える週末。
この週末をどのように過ごそうかと若干迷いがありましたが、今後のレポート・論文づくりに備えるために、大学附属図書館で貸し出して頂いた解説書、市古みどり編著「資料検索入門〜レポート・論文を書くために〜」(慶応技術大学出版会)に目を通すことにしました。この書籍にはレポートや論文を執筆するにあたってのそもそもの基本的な考え方や情報を収集する方法、注意点などが説明されており、大学を卒業して二十年が経過した自分にとっては、目から鱗が落ちるほど有難い情報が多々ありましたよ。
例えばインターネット(CiNii Article等)を利用した雑誌論文検索、大学時代にこのようなしくみに触れていれば、どんだけ自己の知の形成に役立っただろうと思いましたよ(二十年前にはまだ整備されていなかったのかな)。昨晩から興味のあるテーマをキーワードにして論文を検索しては読んで、また検索しては読んでを繰り返して、週末だというのにくったくたになっています。なんだか身体中が痛いよ…(笑。
解説書によるところでは「インターネット上で読める文献は出版されている文献のほんの一部」だそうですので、情報ソースに偏りが生じぬよう注意が必要ですが、世に広がる先人の研究に触れる楽しみを存分に味わった週末でした。
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