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LIFE@ Blog 雑記 母校実習終了。

雑記  

母校実習終了。

1998/10/19 Mon

母校での教育実習が幕を閉じた(1名を除いて)。たった二週間の短い期間だったが、実習生にとっては一生忘れられない思い出になったことだろうと思う。

実習生全員、生徒からたくさんの手紙をもらった。手紙を開いて泣く人もいれば、微笑みながらゆっくりと読んでいる人もいる。

教育実習に来てよかった。
多分みんながそう思っていることだろう。

実習が終わると、みんなまた日常の生活に戻るのだろう。卒業に向けてこれから忙しくなる。けれど、どんなに忙しくても、どんなに首が回らなくても、母校で生徒と戯れた日々を思い出して、頑張りたい。

手紙をくれた中学校のみなさんへ。このページを見ることがあるかどうかわかりませんが、ここに手紙の返事を書きます。

みなさんの手紙、全部読ませていただきました。みなさんの気持ちがめいっぱいこもっていました。先生はみなさんの手紙をよんで感動して、正直、涙がすこしこぼれて男泣きをしてしまいました。他の実習生に笑われました(笑)。実はみなさんの中学校へ行く前に私は大学の附属の中学校で教育実習を済ませていました。それでも私は自分の母校で教育実習をやりたいという気持ちからもう一度教育実習に来ました。それが今回の教育実習です。私はあなたたちに出会うまで、「自分は本当に教師に向いているのだろうか」「自分は生徒と仲良くなれる、そんな教師になれるのだろうか」という不安にかられていました。そんな不安をあなたたちの笑顔は取り払ってくれました。これはあなた達だけが持つすばらしい才能だと思います。これから、中学校生活、ひいては中学校卒業後にどんなにつらいことがあっても、その笑顔だけは失わないように、がんばってください。先生も、頑張ります。ともに頑張りましょう。
それでは。


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