練習通り、淡々と進んだ卒業式。
「・・これで、最後なんだ。」
そう思いながらもなかなか実感が湧かず、昨日の予想に反して、なかなか涙は出ませんでした。しかし、最後に教頭先生が、「以上をもちまして、第56回・・・」と閉会の言葉を言いかけた瞬間。
「ちょっと待ったぁあああああ!!」
と男子生徒が流れをびたっ!と止めました。
何事か?と驚く我々教師軍団。僕も・・・口を開けて唖然。
すると、生徒全員が起立して、
「先生たちに、僕たちの歌を捧げます!!聴いて下さい!」
と、SMAPの「世界に一つだけの花」を歌ってくれました。
・・・やられました。
男泣き。来賓の面前で、恥ずかしげも無く。
卒業式は、これまで苦労した教師にとっての、ひとつのご褒美なのかもしれない。そう、思いました。
ありがとう、生徒たち。これからの活躍を、期待してるぞ。
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