無実の証人を捜せ!追跡者(チェイサー)が来る前に
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物ー正体不明の美人スノーボーダーを探しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス
年末年始休みにゆっくり楽しもうと思って購入しておいた数冊のうちの一冊。
東野圭吾さんが織りなす「雪国シリーズ」の最新作です。や、「雪国シリーズ」は勝手に私が名付けているだけですけどね(笑。ひとつひとつの作品は、お話として互いに独立しているものの、随所でおんなじ人物が登場していて、脇役ながらもちょっとしたドラマを展開してましてね、そういうちょっとした遊びが含まれていて、とても楽しいシリーズです。
この作品もスキー場を舞台にしたもので、400ページ超とボリュームは大きいですが、中盤以降のスピード感がとても気持ちよく、すいすい読み進められます。実際私も一日で読み終えました。この作品もそのうち映像化されるのかな?そのときは是非見てみたいですね。
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