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ずっと以前から見たいと思ってレンタルビデオ店に足を運んでは、「レンタル中」の札を見てがっくりしていたのですが、ついにレンタルできましたよ。あー、嬉しい。
たった一人の親であるお母さんが突然いなくなって、4人の幼い子供たちの”漂流生活”を描いたこの映画。実話を元にした話なんですけどね。変に背景音楽や効果音を挿入してない分、リアリティ溢れたものに仕上がっていて、悲しさというか、怒りというか、そういう感情が見ていてこみ上げてきました。
世の中にはいろいろ事情を抱える大人はたくさんいるけれど、そういう大人の事情に振り回される子どもたちに罪はありませんし、何よりも、生まれてくる子どもたちには、親を選択する手段はないんですよね。職業柄、こういうやりきれない感情を抱えることが、かつて何度かありましたが、結局自分にできることなんてのはほんのわずかで、毎度毎度やきもきしていたのを今でも覚えています。
「生きているのは、大人だけですか?」
このお話は、まぎれもない現実です。
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