
せっかくだから、東京でもう一泊しようかと思って、新幹線を変更するべく、渋谷駅の「みどりの窓口」で並んでいたら、僕の前にいた青年が質問をしてきました。
「あの・・・あの・・ここで新幹線のチケット買えるんでしょぉおか?」
「え?そりゃ、買えるでしょうね。新幹線時刻のテロップ流れてるし・・」
当たり前やろ、と思いながらもそのまま並んでいたんですが、うーん、えらく時間かかりそうな気配・・・。その青年も焦っていたようなので、一声。
「あの〜、券売機で済ませた方が早いのと違う?」
「えっ?えっ?券売機って、どこにあるんですかああああ?」
「あそこに、『券売機は3Fにございます』って書いてあるよ」
「ええええええ、3Fってどうやって行くんですかぁ・・・?」
「・・・・じゃ、一緒に行こうか?俺も新幹線やし」
ということで、その青年と一緒に行動することに。
人助けなんかできるほど、こっちも余裕なかったんやけどなあ〜・・。油断したら、自分も迷子になりそうやったしなあ(笑。
話を聞くと、彼は郊外に住んでいる岩手出身の人間で、東京に出張に来ている姉のため、帰りのチケットを買いたいそうな。
いろいろ探して回って、券売機は見つかったんですが、領収書の発行の都合で券売機ではダメだということが分かって、結局空いていた別の「みどりの窓口」で並ぶことになったんですが、その青年にはえらく感謝されました。途中で姉が合流して、2人がかりで感謝されましたとも。質問もされましたとも。
「あ〜関西弁!どちらの方ですかぁ?」
「どんなお仕事されてるんですかぁ?」
「IT系ですか?もしかして、経営者さんですかあ?」
・・・なんでやねん。こんな経営者、おるかいな(笑)。
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