
今日から母校での実習が始まる。
早めに学校に到着しておこうと7:30AM頃に家を出た。生徒たちはびっくりするほど大きな声で「おはようございます!」と挨拶してくる。元気だ。
他の実習生であるかつてのスクールメイトたちは昔の面影を笑えるほど残している。いや、自分もそうだ、多分。
今日は初日なので校長、教頭をはじめいろいろな先生にお話を伺うだけで一日のほとんどが終わった。
昼食を自分の担当の学級で食べた。一年生だ。附属の学校の場合とは違い、実習生がよほど珍しいのだろう。しゃれにならん数の生徒に囲まれ、身動きがとれなかった。弁当をどこの席で食べようかと迷っていたら、弁当箱を生徒に奪われ、
「先生はここで食べるの!」
とその生徒のとなりの席にご丁寧に配置された。元気だ。
掃除の時間、教室の担当になった。教室中を走り回り、なかなか終わらない。元気だ。
終学活、自己紹介をした。
自己紹介が終わると、学級の担任の先生が、
「こあくま先生(仮称)は、京都の教育大学に行っています。教科は理科なので理系と言うことです。私も理系ですけど、理系というのはみんな共通して、しっかりした性格をしています。理系の人は実験などをするので、何事も徹底していないと気が済まないのです。こあくま先生の妹を去年担任しましたが、妹さんもかなりまじめでした。お兄さんもまじめだと思います。みんなの名前はまだこあくま先生は覚えてらっしゃらないとおもいますが、優秀な先生のことですからあっというまにみんなの名前を覚えてくれることでしょう。みなさん、楽しみにしておいてくださいね。」
・・・・・そうか?おれはしっかりものなのか?
俺は全員の名前をどのくらいの期間で覚えられるのだろうか?乞うご期待!
放課後、理科の先生と授業計画の打ち合わせをした。どうやら、現職の先生も真っ青のスケジュールになりそうだ。
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