今年面倒を見ている1年生の生徒たちは、比較的理科への関心が高いようで、授業の内外で素朴な疑問を色々と投げかけてくれるので、楽しませてもらっているのですよ、ほほほ。
昨日は、とあるクラスで1年生理科の授業をいつもどおりに行った後、一人の男の子が教卓まで来て、こんな質問を僕に投げかけてきました。
「磁石を吊した振り子を、アルミニウムの板の上で揺らそうとすると、あっという間に止まるそうなんですが、これってどうしてだと思いますか?」
大変興味深い質問だったので、どこでそのような話を知ったのかを問うてみたところ、NHK Eテレで毎週放送されている「考えるカラス〜科学の考え方〜」という10分番組で紹介されていたそうです。自分もその番組を観てみたくなり、その生徒に放映時間を教えて欲しいと頼んだところ、なんと親御さんが番組を録画したDVDを貸し出してくださいました。や、ほんとありがとうございます…。
NHK Eテレ | 「考えるカラス〜科学の考え方〜」http://www.nhk.or.jp/rika/karasu/
観てみた感想。10分のコンパクトな構成になっているので手軽に観られて、それでいて知的好奇心を刺激される番組ですね。対象年齢は小〜中学生となっているようですが、大人でも楽しめる番組だと思います。
ちなみに、授業後に質問されたときには面食らって違う切り口で考えてしまいましたが、冷静に考えると中学2年で学習する内容で充分説明できますね。磁石と金属のツンデレな関係というところでしょうか(笑。
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