Amazon.co.jpで予約していたミスチルのニューシングルが自宅に届いたのが水曜日。その日のうちにiTunesに取り込んで、それからは通勤時や週末に聴いています。
「祈り〜涙の軌道〜」は生田斗真くんと吉高由里子ちゃんの映画の主題歌になってて、発売前からラジオでよく耳にしていました。いやほんとに真っ直ぐなラブソングですよね。でもどっちかというと僕は2〜3曲目にカップリングされている曲「End of the day」と「pieces」の方がしっくりきて好きです。「祈り」からは自分がどれほど愛しているのかを懸命に相手に伝えようとする実直さを、「End of the day」「pieces」は強さも弱さも全部ひっくるめてありのまま受け入れようとする優しさを感じました。
CDに付属しているリーフレットの中の対談に「小林武史さんが、この3曲に関しては、初期のMr.Children、その原点を彷彿とさせる」とありましたが、激しく同感です。「燻っていた照れ隠しの裏に忍ばせた確信犯の恋」と揶揄される、活動初期に歌われていた作品と同じような、でもそれはただの原点回帰ではなく、魂の歌・後悔の歌・優しい歌・・と桜井和寿さんを始めとするMr.Childrenのメンバーが辿った20年間がこの3曲に込められているような雰囲気を感じます。
デビューから20年が過ぎ、これから彼らがどんな曲を生み出すのか。それがとても楽しみなのです。
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