一太郎訴訟、松下逆転敗訴。
2005/09/30 Fri
一太郎訴訟、松下逆転敗訴 「松下の特許は進歩性欠く」
2005年09月30日15時28分
日本語ワープロソフトの先駆的存在「一太郎」とグラフィックソフト「花子」について、松下電器産業(本社・大阪府門真市)が「自社の特許権を侵害している」として、両ソフトを開発・販売した「ジャストシステム」(本社・徳島市)と争った訴訟の控訴審判決が30日、知財高裁の大合議部であった。篠原勝美裁判長は、両ソフトの製造・販売の禁止を命じた一審判決を取り消した。松下側の逆転敗訴となった。
判決では「松下側の特許は進歩性を欠き、無効にされるべきもの。松下側は特許権行使ができない」と判断した。
朝日新聞より
これ、ジャストシステムが開発するソフト(一太郎など)のヘルプボタンの仕様に対して松下電器が特許侵害を訴えていた裁判なのですが、、個人的な意見を言わせてもらえれば、当然の結果でしょ。こんな機能、Windowsを始めとする様々なソフトが持っているものですし、今更どうしてこんなことを言い出すのかが疑問で、巨大企業が、いち老舗企業をいじめているようにしか見えませんでした。
巷では松下製品の不買運動なども起こっていたようですが、その気持ちはわからんでもないなあ。松下幸之助さんの精神って、そういうものだったのかなあ?
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