今日は遅めの仕事の帰りに、昆陽池公園へ寄ってきました。毎年参加している、兵庫県伊丹市の「阪神大震災・犠牲者追悼の集い」です。
毎年1月16日、この公園では午後5時46分から翌日午前4時46分までの12時間、一枚の絵を模って、沢山のロウソクに火が灯されます。
あの震災当時、大学の受験生だった自分も、もう30になりました。
今、学校で面倒を見ている生徒たちは、あの頃、1歳〜3歳。覚えていない者が多いようで、12年という時間の長さを実感させられます。
今年は、報道関係者の姿もあまり見られませんでした。
少しずつ、震災の記憶は薄れていっています。
けれど、決してあの記憶を風化させてはいかんよね。
あの天変地異を超えて、今ここでこうして生きていられるという事実。
あれから12年。
僕にとってこの日は、その事実を噛みしめ、感謝する日なのです。
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