兵庫県伊丹市の昆陽池公園を会場として1月16日午後5時46分から1月17日午前5時46分までの12時間かけて行われる、「阪神大震災・犠牲者追悼の集い」に参加してきました。
それぞれの思いを込めて、キャンドルに火を灯します。たくさんのキャンドルが、ひとつのメッセージを象っています。
「もう二度とあんな事がおきませんように」
同感です。
あんな光景を見るのは、二度と御免だ。
あれから、11年。
川西市であの震災を体験したのは、18歳・・ちょうど大学受験のときで。
電気も止まって、ガスも止まって、水道も止まって。
信号も止まって、電車も止まって、バスも止まって。
どこからか、ガスのニオイが漂ってくるし。
それまで当たり前に広がっていた世界がぶっ壊れてしまった、みたいな感覚で。
電池を買いに、自転車に乗って、走って、走って、走って。
親父は出かけてて、母親と小学生だった妹にとって、そのとき頼れるのは自分だけで。
怖かったけど、ホント怖かったけど、半泣きになりながら、ペダル踏んでたのを、今でも覚えてるなあ。
あれから、11年。
「俺は今、ここに生きてる」
自分にとってこの日は、それを実感する日であり、また感謝する日でもあります。
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