最終日の今日は、チェックアウトの後、路面電車に乗ってぶらり散歩をば。
聖福寺。
さだまさし原作の映画「解夏」の舞台として使われたこのお寺には、「鬼瓦塀」という、廃寺から集めた瓦で作られた塀があります。寺には似合わない異様な雰囲気を醸し出していて、何とも印象に残ります。
二十六聖人殉教地。
かつて豊臣秀吉のキリスト教禁令によって京都で捕らえられ、この地で処刑された日本人・外国人26名。
およそ300年後にローマ法王によって聖人と認定され、長崎の丘に奉られている彼らの中には、少年少女の姿も見えます。
彼らのように、多数派にも権力にも屈せずに己を貫くことが自分にはできるのだろうか。
この地を訪れるたびに、こんなことを考えてしまいます。
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