年末年始に、長崎の叔母の家を訪ねた帰りに、今は亡き祖父の使っていたカメラをもらいました。祖父が死んでから、もうかれこれ20年ほど使われずに乾燥機の中で眠っていた代物です。
聞くところによると、僕は顔も体型も性格も(頑固さも)祖父に怖いぐらいそっくりだそうで(笑)。隔世遺伝というやつでしょうか。
一人の男に愛されたカメラが、20年の時を超えて今度は孫の手に・・。
我ながらロマンのある話です。
もらってしばらくしてからカメラ専門店に持っていってみると、とんでもなく高価な品だとわかってびっくりしましたが、カメラは、使われてこそカメラ。あまりカメラの値段のことは考えずに、いろんなところに持って行ってました。その方が、天国の祖父も喜んだでしょうし。
今はもっぱらデジタル一眼レフばかり使っていますが、たまにはこのライカにフィルムを装填して、ライカならではの味を楽しむのもよいものです。
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