「雨」と「雪」を我が家に迎えてからまもなく一ヶ月になる今日、ワクチンの継続接種のため、自宅の近くにある病院へ二匹を連れて行くことにしました。
動物病院では、獣医さんもスタッフさんも気さくでご丁寧な対応で、体温・体重測定やワクチン接種、爪切りなどの作業をてきぱきと進めていただけました。さすがその道の方々…。
ところで最近、三毛猫「雪」の便が緩めでいまいち調子がよくない様子が続いていたので、ついでに持ってきた便を見て頂くことにしました。すると「寄生虫がいましたよー」とご報告が…、顕微鏡を覗かせてもらったところ、うん…見える見える、沢山の卵が…。どうやら「回虫」という寄生虫が消化管の中にいるようで。
ひとまず、体内から寄生虫を追い出す塗り薬と整腸剤などを頂いて、しばらく様子を見てみることにしました。すると早速夕方からその効果が出たようで、いつものように便の処理をしていたら…ぎゃー!!!
なんじゃこりゃ…。便にまとわりついて出てきたと思ったら、うねうね動いて猫砂に巻き付いたようです。これが回虫というやつか…。
Google先生に教えてもらったところ、人間や犬、猫など動物の種別によって回虫の種類は別々で、猫から人間には感染はしないようですが、人間の場合、経口で卵が体内に入った場合、孵化した後に小腸から血管に入りこみ、成長しながら肺胞から気管、そして食道を経由して小腸へ戻るそうです。そんな回りくどい経路を辿ることから「回虫」と呼ばれているそうで…。成体にになると30cm程度の長さになるとかならないとか…。
「うわぁ気持ち悪い、引くわー…」とか言いながらもピンセットでつまんで「うおお…」と観察してる私。やっぱり理科に携わる人間なんだなーと我ながら思います(笑。
とりあえず軟便の原因がわかって良かったですよ。これから薬の効果がじっくり効くことを期待して、経過を見ていこうと思います。
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