先日、リビングにある60cm水槽にCO2供給システムを取り付けました。
CO2を効率的に供給すると、水槽内の水草の光合成が促進され、葉色も良くなります。
視覚的にその様子がよく分かるのが、写真の「リシア」と呼ばれる藻類の一種なのですが・・・・。
この植物の表面から、無数の気泡が出ているのがお分かりになると思います。これ、光合成によって発生する酸素の気泡なのです。
こうして発生する酸素を、熱帯魚たちが呼吸に使い、そうして出てきた排出物をバクテリアが分解し、そうしてできた無機物を水草が光合成に使い、とやがて水槽内には食物連鎖の「輪」ができあがります。
この「輪」を大切にし、水槽内の命を絶やすことなく優しく育てていくこと。
それこそが、アクアリウムの醍醐味なのです。
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