今日は昼から、去年担任を持っていたクラスのお母さんにお招きを頂き、川西市で行われた地球環境セミナー「美しい地球を子どもたちに」に参加してきました。
講師の方は、NPO法人「地球村」の代表をされている、高木善之(たかぎよしゆき)さん。
もともと世界における環境問題・食糧問題やそれに対する取り組みには関心を持っている方で、これまで総合学習の調べ学習や展示発表で取り組みを行ってはいたのですが、高木さんのお話の中には、自分が思っていた以上の現実があり、正直少々凹みました。
例えば、全世界で1日に出る餓死者が5万人なのに対して、日本が1日に出す食物廃棄量は3000万人分だという事実。
けれど、事実は事実。
大切なのは、それを事実と受け止めた上で、どのような行動を行うかなのです。
悪い方向に向かっているこの地球を、そのまま次の世代の子どもたちに「現在の快適のツケ」として背負わせるのか、それとも「可能性ある未来」として託すのか。それを決めるのは私たち一人一人なのです。
食物、生活機器、交通手段、政治・・・。
今日、何を選択するのかで、未来は変わります。
とりあえず、僕ができることは。
現在の地球が抱える問題、そして、今私たちができる、もしくはやっている取り組みを子どもたちに伝えることなのです。
20年後、今僕が面倒を見ている子どもたちが、大人になって、結婚して、子どもをつくり、家庭を築いているだろう頃の世界。みんなが笑顔であってほしい。そう思います。
環境と平和のNPO法人 ネットワーク『地球村』- Network Earth Village
--> http://www.chikyumura.org/
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