雑記  

　昨日に続いて今日は神戸ルミナリエに行ってきた。すごい人だった。歩くスピードはなんと分速２ｍぐらい！この人だかりの中、グッチの店に若者たち（わしもや）が賑わっていた。どんなもんかと値札を見に行ってみたらそれだけで気を失いそうになった。

　しかし、さすがに綺麗だった。ルミナリエの歴史は以外に浅く、９５年度の大震災の救済金を集めるために始まったイベントらしい。ルミナリエの道筋の最後の方で、外人さんたちが寄付の受付をしていたが、見た感じ、ほとんどの人が寄付をせずにそのまま帰っていく。私もそのうちの一人だから、偉そうなことは言えないが、これだけいいものを見せてもらって何もお返しをせずに返るというのは何か違うのではないだろうか。ルミナリエを見に来ている人たちはこのイベントの目的が何かを分かっていたのだろうか。私は、来年度のルミナリエでは、どんなに忙しくても暇を作って神戸に行き、感動詞、今年の分も含めてしっかりとお返しをしようと思っている。

　ところで、ルミナリエだけでなく、神戸はとてもいいところだ、いつもそう思う。たくさんのびるが建ち並び、道路は自動車でひしめき合っているのだが、大阪とは違い、どこかに落ち着きがある。

　神戸には阪神大震災の傷跡がまだまだ残っている。そして、心にその傷を抱いている人もまだまだいる。神戸ルミナリエの美しい光はそんな人たちの心を癒すかのようにやさしく輝いていた。